育児と時短をほんのり語る。

二児の親が、日々の育児と時短について語ります。

13回目;車じゃなくてタクシーやレンタカー !育児世帯の節約法②「交通費」

住宅費、教育費に並び大きな支出となる交通費。うまく節約できれば大きな効果が得られます。

しかし、一旦便利さを知ったものは手放せなくなるのが人間です。

今回は、一緒に子育て世代の交通費の節約について書いていきます。

我が家の交通手段

こんな感じです。

子供の保育園の送迎…電動自転車

通勤…自転車か徒歩

休日のレジャー…電車、自転車、徒歩

帰省…レンタカー

我が家は地方とはいえ都市部に住んでいるので、基本、徒歩か自転車で暮らしていますが不便は感じていません。たまに電車やタクシーに乗っています。

我が家の交通費

2015年:108,815円

2016年:90,644円

2017年:126,174円

2018年:95,469円

2019年:245,201円

概ね10万円前後で推移しています。

2019年はたくさん帰省したので、レンタカー代が例年より15万円程多くかかっています。それを除けばやはり10万円くらいです。

月8,000円…高いように思えて実はめちゃ安いなと自分で感じています。

我が家のこれまで

2014年に中古のフィットを購入しました。用途は妻の通勤に使用するためだったのですが、その後やっぱり運転は向いていないのでしたくないな、電車通勤にしたいなという話になり、購入から半年後に売却しました。購入価格と売却価格を比較すると50万円程差があり、半年で50万の資産を失ったのか…と当初は思う事がありました。

決断し大幅に節約成功!

しかし、いざ手放してみると、大幅な節約に成功することができました。具体的には、年間50万円近く支出を減らすことができました。結果、夫婦2人だけのお金が貯まりやすい時期にしっかり貯め、翌年購入したマンションの頭金を確保する事ができました。

車にかかる費用はこんなにたくさん!

我が家が所有していた時の大まかな費用です。

①購入費用 100万円(一括払い)

②駐車場代 月2万円、年24万円

③保険料 月1万円、年12万円

④ガソリン代 月1万円、年12万円

自動車税 年3万円

合計 151万円 月12.5万円

車本体の価格を抜いて計算しても月4万円です。

しかも、事故にあったり故障した際は追加で修理代がかかります。経年劣化したり、より安全生が高いモデルが出た場合は乗り換えるかもしれません。その際は多額の購入費用がまたのしかかってきます。

当然のように多くの方がこういった費用を負担していますが、車が必須の地域に住んでいる人以外で、週末しか車に乗らない人は、かける費用に対して得られるメリットが少ないのではないでしょうか。

車にお金かけるなら家にかけた方がいい

週末にしか乗らない車に月4万円払うのなら、車は持たず、その分の4万円を交通の便のよいところに引っ越したり、家を購入したりした方が効率的なように感じます。家は替わりになるものがなく、なければ生きていけませんが、車はタクシー、自転車、バイク、徒歩…替わりになるものはいくらでもあります。

ポイントポイントで車が必要になるのなら、レンタカーやカーシェアを使えばいいと思います。恐らくどんなに使っても継続して月4万円を超えるような事はないでしょう。

所有するだけでリスクになる

車は、自分が事故を起こしたり、知らない誰かから事故を起こされる可能性があります。「そんな時のために保険があるんだ」という人がいるかもしれませんが、金銭的コストはカバーできても、時間的コストはかならず発生します。

また、所有するだけで経年劣化していきます。乗らない時間も少しずつ錆びたり汚れたりしていきます。そのメンテナンスの時間と費用が必要になってきます。「自分はそういった時間や手間がかかるところも好きだ。そこが車のいいところだ。」と言える人は例外ですが、それ以外のこだわりのない方にとっては、車は資産というより負債になるのではないかと思います。

じゃあどうすればいい?

1ヶ月などの期間を決めて、車を使わないで生活できるかシミュレーションしてみましょう。そして、「車がないと絶対に生活できない」という状況にならない限りは、車を手放してしまいましょう。

でも子供が熱を出した時車必要でしょ?

必要ありません。具合が悪ければ、タクシーで連れて行けばいいと思います。むしろ、手が空くので自分が運転しないで子供を診ていられます。

でもタクシー呼ぶの面倒。運転手とのやりとりも面倒。

UberやDiDiといった配車アプリをインストールし呼びましょう。

決済も事前に済ませられ、また、行き先も事前に指定した上で乗れるので、運転手と余計なやりとりをしたり気を使う必要も無くなります。便利な世の中になったものです。

我が家の今後

子供2人を育てる中で、車の必要性は感じていません。

もしも子供が3人になったら、さすがに電動自転車1台で3人の子供は運べませんので、車の購入を考えると思います。

しかし、それなら電動自転車をもう1台追加購入する方を選ぶかも…と思っています。

また、子供が小学校高学年になり、部活動の送迎が必要になったタイミングも購入を検討するタイミングかもしれません。

その時は、必要な期間は限定的だと思いますので、KINTOなどのサブスクリプションサービスを利用すると思います。

車を持ったら持ったで、その期間は子供達をキャンプに連れて行ったりして、車ライフを満喫できるようにしたいと思います。

車の今後

総務省は、2020年代後半には自動運転を社会実装しようと考えているようです。

車の安全性や自動運転の技術は日進月歩で進んでいますので、「ペーパードライバーだから移動範囲が狭まる」といった事は今後なくなっていくかもしれませんね。そうなったら、今現在所有している車の価値はどんどん下がっていって、ユーザーは頻繁に買い替えを迫られそうです。大きな技術革新が達成されるまでは、買い時ではないのかもしれません。

まとめ

車は週末しか乗らない場合も、所有しているだけでとてもお金がかかります。どんどん価値も下がっていきます。

そのため、毎日の生活に必須という方以外は所有せずにタクシーやカーシェアリングなどの方法で乗るか、他の交通手段を使った方がいいと個人的に思います。

もしこれをご覧になっている方で、思うように貯金ができない、家計の見直しを考えているという方がいましたら、ぜひ車を手放す事を考えてみてください。手放したら、毎月4万円収入が増えるようなものです。勇気はいりますが、我が家のように金額にしたらものすごく効果が現れますよ。精神的にもスッキリして断捨離したような気分になりますので、おすすめですよ。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。