育児と時短をほんのり語る。

二児の親が、日々の育児と時短について語ります。

15回目;働き方改革の本質は遊び方改革?労働時間について思う事

皆さんの職場では、働き方改革進んでますか?

今日は思いつきで自分の意見を述べていければと思います。

効率的な労働はある意味1番の時短

だと思います。これまで家電で何時間の時短とか書いてきたのですが、労働は平日最低数時間は毎日費やすものです。

もしも毎日2時間の残業をして帰りが7時や8時になっているのならば、効率的に仕事をして定時に帰れれば1番シンプルに家庭に割く事ができる時間が増えることになります。

このブログのテーマである時短を語る上で、労働の効率化は避けて通れないものです。

私の会社と私自身の状況

私の会社では、10年前と比べ大きく進んだなと思います。

私の残業時間は以下のように変わりました。

2010年;約1,000時間/年

2019年;約100時間/年

9年前と比べ10分の1です。劇的に減りました。

残業がどうして減ったのか?

「仕事が減ったんでしょ」と思われると思うのですが、そうではありません。むしろ昇進したりで、仕事は増えました。

残業が減った要因は、ズバリ仕事に対する意識が変わったためです。

2010年当時、仕事100%・家庭0%という意識だったのが、現在は仕事30%・家庭70%になりました。

なぜ意識が変わった?家庭を持っただけではない理由

単純に家庭を持って、また子供が産まれて育児に時間をとられるようになったという理由ももちろんありますが、仕事以外の自分の人生を大切にする事で、仕事もうまく回ると思ったからです。

余暇を充実させ、楽しみを作る事で、早く仕事を終えたいを思うようになりました。すると、自然と以下のような努力をするようになりました。

  1. 前もって仕事のスケジューリングをする。
  2. 自分の仕事を見える化し周囲に共有しておくようにする。
  3. 周囲をうまく動かす。そのために自分も率先して動く。
  4. エクセルやワードのショートカットを積極的に覚え、無駄な動きをなくす。
  5. 極力話し方や資料を要点を得たシンプルなものにし、相手に伝える事を意識する。
  6. 自分ができるキャパを超えたら早めに周囲に助けを求める。

これらをする事で、劇的に残業が減りました。9年前の自分にこの事を一刻も早く教えてやりたいです。

どういう人がまだ残業体質か?

周囲の人には、まだ「残業体質」の人が何人かいます。だからといって悪いという事はないのですが、自分が早く帰っている手前申し訳ないので、その人達に「何か手伝えることはありませんか」と声がけしています。しかし、「大丈夫ですよ」と言われる事がほとんどです。

最初はなぜ周囲の力を借りないのか不思議に思っていましたが、よくよく観察していると、そういった人にはそれぞれ理由があるようです。

  1. 仕事が趣味である
  2. 家に帰っても楽しみがない
  3. 自己マネジメント能力がない

3の人は仕方がないとして、1と2の人はとても勿体ないように感じます。仕事より楽しい事、趣味になる事をみつければいいのになぁ。

遊び方改革も必要

働き方改革は、それで時短できた時間をどう過ごすかの意識改革とセットなような気がしてなりません。

「残業時間を減らせ」の呼びかけだけでは、取組みとして不十分だと思います。

自分の好きな趣味に打ち込む、自然を満喫してリラックスする、温泉に行く、家族との時間を楽しむ、飲みに行く、寝る…

時短できた時間をどう過ごすか、どう人生を楽しむか。そこまで考えないと、働き方を見直そうとは思わないのではないでしょうか。

まとめ

このブログでも、時短の目的は育児などのために時間を有意義に過ごすためとしています。

時短や働き方改革はあくまで手段でしかありません。

どうせ時間と労力をかけるのであれば、何かに取り組む時は、手段の先にある目的を意識していきたいところです。

 

皆さんの子育てがより充実したものになりますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。